リアルクエスト茅ヶ岳 深田久弥没後50年の節目に登頂してきた!

旅行・登山

こんにちは! 現在日本百名山は37座登頂しているタクロス(@KTacross)です。

2021年3月21日は、僕にとってとても重要な一日でした。

「日本百名山」著者の深田久弥が山梨県の茅ヶ岳で急逝してからちょうど50年の節目の日だったんです。

深田久弥 山の文学館HPより

1. 深田久弥と茅ヶ岳

茅ヶ岳は山梨県にある標高1704mの日本二百名山です。

茅ヶ岳 - Wikipedia

日本百名山の著者・深田久弥は1971年3月21日に茅ヶ岳登山の最中、脳卒中のため68歳で急逝しました。

代表作「日本百名山」の出版からわずか7年後、ヒマラヤやアルプスへの旅行を控えた中での突然の死去に、当時の登山ファン・文学ファンの間でも大きな話題となったそうです。

メルカリで買った深田久弥山の文学全集

僕も高校時代は山岳部主将を務める傍ら、読書好きが高じて文芸部にも所属し創作活動をしていた過去があるため、小説家で登山家の深田久弥には以前から大変思い入れがあり、死去50周年の今年は何が何でも茅ヶ岳に登るんだと何年も前から決めていたのでした。

今回は深田記念公園から茅ヶ岳の山頂を目指します!

2. 深田記念公園から登山開始

死後50周年の節目ということで当日は多くの登山客で駐車場は満車になるのではないかと思い、前日の夜に自宅を出発し深夜1時に深田記念公園に到着し、明るくなるまで車中泊。

朝になって目を覚ますと、駐車場には僕の車一台しか停まっていませんでした。

この日はあいにくの荒れた天気でしたので、仕方ないところはありますね。

山頂の低温も想定して、防寒具・雨具をしっかり用意して登山を開始しました!

しばらくは整備された幅の広い道を登っていきます。

出発から20分後、舗装された林道との出会いに。ここから登山道は本格的になります。

深田久弥も歩いたと思われる谷川の登山道を登っていきます。

by PhotoAC

…と、ここで目の前に大きなカモシカが登場!(※撮影する間もなく逃げてしまったので写真はフリー素材です)

実家の秋田県ではしょっちゅう道路脇に姿を現すカモシカですが、山梨県で出会ったのは初めてでした!

3. 女岩を過ぎて深田久弥終焉の地へ

6:00に駐車場を出発して1時間後、中間地点の女岩に到着です。

昔はこの付近に水場もあったということですが、今は崩落の危険があるということで女岩付近は立入禁止になっていました。

数十mはあると思われる大きな一枚岩の脇を攀じ登るようなコースが続いています。

女岩を過ぎると登山道は深い落ち葉に覆われていました。

足首の上まで積もったフワフワの落ち葉は不思議な感触でしたが、なかなか歩きにくい!

今年は暖冬だったせいか登山道に積雪はありませんでしたが、年によってはこの季節まだ雪に覆われていることもあるということです。

息の切れる坂道を上へ上へ登っていきます。

深田久弥もここで心拍数が上がり、その結果として脳卒中を引き起こすことになったのかもしれません…。

そして登山開始から1時間30分後、ついに…

ここが深田久弥が息を引き取った、終焉の地です。

4. 深田久弥終焉の地にお供え

深田久弥と共に茅ヶ岳を登っていた友人たちが建てたという、この碑。

ここまで誰一人すれ違うことなく登ってきましたが、碑の傍らには花束が供えられていました。

相変わらず雨が降り続いており、周囲の景色は望めそうにありません。

今回は深田久弥が山に必ず持ってきていたという大好物のアンパンと、何度読み返したかわからない日本百名山の文庫版を持ってきました。

碑の横に備え、手を合わせます。

今日まで健康に登山を続けて来れたことへの感謝と、これからも僕の登山を天から見守ってくれるようお願いをしてきました。

ここから先は深田久弥が登ることのできなかった道。

「宿題の山」と自署の中で茅ヶ岳を表現していた深田久弥。

死後50年経って、僕が代わりにその宿題を果たしました。

登山開始から2時間後の8:00、茅ヶ岳山頂に到着です。

5. 茅ヶ岳登頂! そして下山

日本二百名山、そして山梨百名山でもある標高1704mの茅ヶ岳。

八ヶ岳の隣・南アルプスの北方に位置するここからは多くの山々が望める絶景のビューポイントのはずでしたが…

ご覧の通り、眺望ゼロ!!!

凍えるほどではありませんが、3月の冷たい雨が降り続いています。

山頂には立体感のある展望図がありました。

次に登ることがあれば天気の良い日に眺望を楽しみたいものです…。

眺望も望めず寒くなってきたため、休憩もほどほどに下山の途につきます。

下りは登りで通ったのとは違う尾根道のコースをとりました。

雨の降り続く誰もいない登山道をひたすらに下っていきます。

9時を過ぎると、山の下から暴走する車の爆音のようなものが響いてきました。

下山後まで知らなかったのですが、付近にサーキットがあったんですね。

スポーツランドやまなし
「スポーツランドやまなし」は日本で2番目に歴史のあるミニサーキットです。関東・首都圏からのアクセスが良好な、自然に囲まれたサーキットです。起伏に飛んだテクニカルなレイアウトは、バイク、4輪のどちらもお楽しみいただけます。

誰もいない静かな山には似つかない爆音がずっと響き渡っていて、静かな山が好きな深田久弥が生きていたら憤慨していたことでしょう…。

8時に山頂を出発して1時間15分後、往復2時間15分で深田記念公園駐車場に帰ってきました!

下山後は深田久弥の「百の山に百の喜びあり」という直筆の言葉が刻まれた記念碑を見学に。

例年4月第3日曜には深田久弥を偲んで慰霊祭が行われているとのことです。

6. まとめ

いかがでしたか?

結局登山の道中では誰一人すれ違うこともなく、駐車場にも僕の車一台しか停まっていなかったところを見ると、没後50周年で茅ヶ岳に登頂したのは僕ただ一人だったようです。

6:05深田記念公園駐車場 – 7:00女岩 – 7:30深田久弥終焉の地 – 7:30出発 – 7:55茅ヶ岳山頂 – 8:05出発 – 9:20深田記念公園駐車場

茅ヶ岳を登った後は、すぐ隣にある山梨百名山の曲岳・黒富士にも登頂してきました!

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