僕の地元を紹介したい! 北秋田市はどんな町? 魅力は?

こんにちは。GWの休みを使って実家に帰省中の、タクロス(@KTacross)です。

北秋田市米内沢

僕の実家は秋田県の北秋田市というところなんですが、都内の職場で北秋田市の話をしても、「?」という顔をされるのが毎度のこと。

今となっては住んでいた期間よりも上京してからの期間のほうが長くなってしまいましたが、それでも幼少期を過ごした心のふるさとであることに変わりはありません。

大館能代空港ではナマハゲがお出迎え

そこで今回は、知名度の低い北秋田市がどんな地域なのか、生まれ育った立場からご紹介させて頂きたいと思います!

1. 北秋田市はこんなところ

北秋田市 - Wikipedia

北秋田市は秋田県の北部、大館市と能代市の中間に位置する市です。

2005年のいわゆる「平成の大合併」で、北秋田郡だった鷹巣町・森吉町・合川町・阿仁町が合併して誕生しました。

西隣には医者を追い出す村として全国的に有名になった上小阿仁村があります。

県庁所在地の秋田市まで80km以上あることから、北秋田市民は免許の更新や各種試験の時以外は、それほど秋田市に足を運ぶことはありません。(たまにイオンに行くくらい)

買い物の際は大館市か、2018年に市内の大館能代空港まで開通した秋田道を使って青森県の弘前市まで足を伸ばすことが多いです。

人口は3万3千人ほどですが、市の面積は全国でも18位と広大で、その多くが日本二百名山の森吉山によるものです。

冬は県の特別豪雪地帯に指定されるほどの雪深さ。

1階部分が雪で埋まるため、玄関が2階にある雪国特有の家屋もよく見られます。

奥阿仁駅前の民家

比較的有名なものとしては綴子地域の大太鼓、ストーンサークルが見られる伊勢堂岱遺跡、合川地区や阿仁地区の万灯火、秘境温泉の打当温泉などがあります。

綴子大太鼓(北秋田市HPより)

毎年秋には、市内を走る秋田内陸縦貫鉄道にほぼ沿う形で走る100キロチャレンジマラソンが開催されています。

陸上部だった友人が出場していたりするのですが、鉄人でないと完走は無理です!

全国からストイックなバケモノが集うこの大会、体力に自身のある方は一度参加してみては?

2. 北秋田市でお勧めのグルメ

阿仁のマタギが非常食として持ち歩いたものが、きりたんぽの発祥と言われています。

市の主要産業は農業と林業。特産品はマルメロです。

マルメロって聞いたことあります? 僕は町の外でマルメロを売っているのを見たことがありません。

カリン科の果物ですが煮るなど加工しないと食べられないという、何とも悲しいフルーツ。

特産品としては他にも、TVで取り上げられ有名となったバター餅があります。

しかしこのバター餅、僕が10代の頃には知名度も低く、当時は一度も食べたことがありませんでした。

しかしテレビで話題となってからは道の駅など、どこに行っても名産品として販売されるように。商魂たくましい。

個人的にお勧めしたいのが、鷹巣地区の洋菓子店・晩梅のル・デセール!

昔から地元で愛されるこちらのチョコレートケーキを、ぜひ全国区にして頂きたい!w

3. 北秋田市出身の有名人

北秋田市出身の有名人筆頭に挙げられるのは、「浜辺の歌」作曲者の成田為三

米内沢地区には記念館も建てられています。

童謡 浜辺の歌 YouTube

直木賞作家の渡辺喜恵子タワーレコード社長の嶺脇育夫なども北秋田市出身。

スポーツ選手では、プロ野球オリックスなどで活躍した捕手の中嶋聡、ノルディック複合で3度オリンピックに出場した高橋大斗がいます。

2019年初場所に引退した大相撲の元関脇・豪風は僕の中学時代の先輩です。

秋田県は全国的に見ても比較的体格に恵まれているという統計が出ていますので、今後もスポーツ選手の登場・活躍に期待したいところです。

4. 北秋田市のおすすめスポット

市の80%以上が森吉山を中心とした山林で占められている北秋田市。

小又峡・三階の滝(Wikipediaより)

森吉山周辺の小又峡を歩く沢登りやトレッキングは関東でも人気が高く、登山人気と相まって観光ツアーが企画されるなど、注目を集めています。

最近話題になったものとしては、映画「君の名は。」の中に登場する駅のモデルとなったと言われる前田南駅

今回の帰省で、映画で話題になって以来初めて駅に行ってみたんですが、ファンが置いて行ったであろう口噛み酒の容器が置かれていたり、駅ノートにファンの上手なイラストが書かれていたり。

映画の舞台は飛騨のはずなのに、どうして秋田の秘境駅が使われたんでしょうか…?

それから現在(19年5月)放送されているアニメ・ゴールデンカムイに登場するマタギ・谷垣の出身地とされているのが、市の南部に位置する根っ子集落。

ここは全国にいくつもある平家の隠れ里のひとつと言われており、(今はトンネルが開通していますが)昔は山を越えないと辿り着けない、文字通りの「秘境」でした。

トンネルを抜けないと根っ子集落に到達できません

マタギが廃れた現在では、この地域出身者は教師になる方が多く、平家の伝説と相まって地元でも一目置かれる地域となっています。(※ラッコの肉は食べません)

その根っ子集落に一番近い駅が、秋田内陸線の笑内駅

この地名はアイヌ語由来だそうで、「川下に小屋のある川」という意味なんだとか。

北秋田市内には他にも小猿部川や阿仁合など、アイヌ語由来の地名が多く存在します。

聞きなれない地名に出会ったらアイヌ語の意味を調べてみると、新たな発見があるかもしれません。

5. 北秋田市へのアクセス

名前は似ていても、秋田市から80km以上も離れている北秋田市。

新幹線で来る場合は、角館駅で降りて秋田内陸縦貫鉄道で北上することになります。

第三セクターである内陸線は、最近観光誘致に力を入れ始め、乗務員による風景案内があったり車内販売が行われたり、僕が通学で利用していた高校時代には想像もできなかったサービス精神旺盛な路線へと生まれ変わっています。

角館から鷹巣まで普通列車だと2時間半もかかり、新幹線に乗っている時間と大差ない気分になりますが、車内の案内を聞きながら雪深い車窓を楽しむのも旅情を感じられそう。

また市内には道の駅でもある大館能代空港(あきた北空港)があります。

所在地は北秋田市なのに名前は両隣の市に由来する所が、知名度の低さを表していますね…。

こちらは東京往復2便のみの営業ですが、冬季は地吹雪が発生するため運休したり、着陸できずに羽田に逆戻りする可能性があります。

着陸できないと帰りの飛行機もありませんので、1日2往復のうち1往復が欠航確定に。

LCCも就航していませんし、本数を考えても冬場の利用はあまりお勧めできません。

陸路では、東京から夜行バスのジュピター号が運行されています。

国際興業バスHPより

池袋駅から北秋田市の鷹巣まで、1万円を切る価格で毎日運行。

独立3列シートで車内にトイレも完備されているので、女性の利用客も多いです。

僕も学生時代は幾度となくお世話になりました。池袋西口公園でカラーギャングの襲来に怯えながらバスを待ったのも昔の話(年代がバレるw)。

ただ到着地点が駅から若干離れた商業施設(地元で有名なスーパー「いとく」)なので冬場は駅までの移動が大変なのと、盆正月の繁忙期は車内にトイレもない4列シートでの運行となり快適さは落ちます。お値段も据え置き。

自家用車でお越しの際は2018年に開通したばかりの秋田自動車道で鷹巣ICか大館能代空港ICまで高速道路で移動できるようになりました。

実はこの秋田自動車道、東北道の小坂ジャンクションからの区間は無料です。

ただし冬場は安比高原や八幡平付近などの豪雪地を通り抜けないと到達できないため、冬道の運転に慣れていない方は細心の注意が必要となります。

盛岡から仙岩峠を越えて田沢湖経由で到達する手段もありますが、こちらも冬季は東北道以上の壮絶な凍結状態となりますのでご注意ください。

6. まとめ

いかがでしたか?

少しは北秋田市に魅力を感じて頂けたでしょうか?

都市部に住んでいると意識しませんが、特に秋田のような東北の豪雪地は過疎化が激しく、北秋田市も駅前の商店街がシャッター街になっていたり、空き家が冬場の積雪で潰れて解体されていたりと、衰退の様子が目に見えて迫ってきているのを感じます。

鷹ノ巣駅前”銀座通り”はシャッター街に

一方でコンビニなどのチェーン店や大型ショッピング施設も増え、生活自体は便利になっています。

僕は帰省すると必ず地元のスーパーで地元でしか手に入らない食べ物(バナナボートつがる漬など)を買って食べるのですが、チェーン店化によってこのような地元の商品を扱う店も減っている印象です。

北秋田市 中心地

大手を振って観光誘致できるような予算もない秋田の片田舎ですので、なかなか観光客にアピールできる機会も少ないのでしょうが、当ブログ記事で少しでも北秋田市に興味を持ってもらえたら幸いです。

コメント欄に質問などあれば、知っている範囲でお答えしますので、ぜひご利用下さい!

  

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