こんにちは! カラオケでは女性ボーカルの歌も遠慮なく歌う、タクロス(@KTacross)です。

GWも終わり、忙しかった仕事も一段落したことで、今度は夏の動画上映イベントに向けて作業を進めるべく準備に追われています。
映像制作で半年なんてあっという間なんですよね。手間がかかって。
今回は女性の声を動画内で使用したいと考えているのですが、Vtuberさん達が愛用しているというボイスチェンジャーアプリ「恋声」で、自分の声を変えてみました!
1. バ美肉とは何ぞや?
動画制作のため、女性にある文言を朗読してほしいと考えた先日。
15年ほど前、別名義でFLASH職人のようなものを目指して動画を作っていた僕は、当時から付き合っていた現在の妻にいろいろと協力をしてもらっていました。
これは2004年に作った「無理生態」という作品。
当時は低画質で制作していたため、Youtubeに上げた時点でだいぶ画質は荒いですが…。
作品の後半で女性の声になるのですが、これが当時の妻の声です。
今回も同じようなテイストで作品を作るべく、妻に声の出演を以来。ところが…

昔みたいに動画に声の出演してよ!

嫌だよ。面倒くさいし、もうそんな歳じゃない。
にべもなく断られてしまいました。
会社の人にも頼みにくいし、お金を払って誰かに頼むのもちょっと…。
そこで考えたのが、最近流行りのVtuberのこと。

中の人はおじさんばかりだと聞いたことがありますが、一体どうやって女の子の声を作っているのか…?
調べたところ、ボイスチェンジャーソフトというものを利用しているようなんです。
そしてキャラクターに合った女性の声を手に入れることを「バ美肉」(バーチャル美少女受肉、バーチャルな肉体を手に入れるという意味で使われる)と呼ぶようになったとか!
15年前はボイスチェンジャーなんて一般人は手に入らなかったので、技術の進歩を感じますね。
別に僕はVtuberになりたいわけでも、バ美肉したいわけでもありませんが、妻を説得する手間を考える前に、一度ボイスチェンジャーなるものを試してみようと思いました!
2. Vtuberにも人気の無料ソフト「恋声」
調べを進めたところ、Vtuber界隈では「恋声」というフリーソフトがよく使われているという情報を入手。
声の高さを決めるPitchという数値と、Formartという声質の数値を調整することで、より自然に近い声の変更が可能なフリーソフトなんだそうです。
今回僕が求めているのは初音ミクのような機械的な合成音声ではないので、このソフトはぴったりですね!

早速インストールして起動し、準備しておいた音声ファイル(wav以外対応していないようなので、事前にwavに変換しました)を開きます。
PitchとFormartを調整するだけ。難しいという人にはプリセットも用意されています!
3.「恋声」で自分の声を変えてみた
サンプルに用意したのは、自分で朗読した、こちらの音源です。
Macのフォントをインストールする際に表示される、宮沢賢治「ポラーノの広場」の一節です。

馴染みある文章を読み上げてみましたが、もちろん完全におっさんの声ですw
それを恋声で変換したのが、こちら!
どうですか? ちょっとは女性っぽい声になったでしょう…?
…。
……。
………。
…ちょっと自分が想像していたものとはクオリティが違いました。
音声の最後の部分もなぜかカットされてしまっていたので、後ろに数秒の余裕がある音声素材を用意する必要があるのかもしれません。
4. まとめ
いかがでしたか?
今回の実験では有名Vtuberさん達のクオリティには遠く及びませんでしたが、恋声はフリーソフトとしては調整の効く優良な製品なのではないかと思います。
一体キズ○アイちゃんやミライ○カリちゃんの中の人はどうやってあの声を合成しているのか…? それとも中の人はちゃんと女性を雇ってるのか…?
初めてボイスチェンジャーを試した身としては謎が深まるばかりですが、今後も時間を見つけてボイスチェンジャー機能を色々試してみたいと思います。
それとも妻を説得したほうが早いんでしょうか…?
帰省のお土産に仙台銘菓「萩の月」買ってきてあげたのになぁ。
タクロスは こいごえの きじを とうこうした!
1ポイントの けいけんちを かくとく!
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