リアルクエスト両神山 鎖場を抜ける日本百名山に挑戦!

旅行・登山
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こんにちは! 新型コロナの影響による自粛が解除されてから、立て続けに山登りをしているタクロス(@KTacross)です!

また外出制限されたら堪りませんからね! 普段満員電車に乗ったりスーパーで行列に並ぶよりは、数人としかすれ違わない山に行くほうがお互い安全だと思うんです…。

そんなわけで今回は、先週登った甲武信ヶ岳の北東、日本百名山の両神山に登ってきました!

1. 両神山とは

両神山 - Wikipedia

両神山は埼玉県の秩父地方に聳える、標高1723mの日本百名山です。

古くから信仰の山で、イザナミとイザナギを祀っていることから「両神」の名がつけられたと言われているそうです。

僕はこの両神山に登頂すれば奥秩父山塊の日本百名山(両神山・雲取山・甲武信ヶ岳・金峰山・瑞牆山・大菩薩嶺)を制覇することになります!

2. 日向大谷から登頂開始

両神山にはいくつもの登山コースがありますが、今回は最も登山者が多くアクセスも良い日向大谷コースからの登頂を目指しました。

午前7:20、麓の両神山荘からスタートです。(※新型コロナの影響により、2020年6月時点では営業休止されていました)

信仰の山というだけあって登山道には至る所に地蔵や仏像のようなものが点在しています。

しばらくは平坦な登山道を進みます。

登山開始から20分ほどで現れる1つ目の鎖場。

日向大谷からのコースは初級者向けのコースということですが、途中には数ヶ所の鎖場があるということで、それなりに緊張感を持った山行が求められる様子。

8:00、七滝沢コースとの分岐に到着。

2020年6月時点では、台風の影響で崩落箇所があるとのことで封鎖されていました。

登山道と並行する沢を何度も渡渉しながら先に進みます。

突如現れる不動明王?像。

仏教の知識があればもっと楽しみながら登れたのかも知れません…。

梅雨の季節のためか、晴れてきたかと思うとガスに包まれたり、安定しない天気が続きます。

出発から2時間後の9:20、弘法之井戸に到着しました。

ありがたい湧き水をたっぷりと飲ませてもらいます!

水場から5分ほど進むと両神清滝小屋に登頂です。

3. 清滝小屋から山頂を目指す

清滝小屋には綺麗なトイレや水道、休憩所が設けられていて、緊急の場合には宿泊もできる畳張りの避難小屋も備え付けられています。

こちらが清滝。昨日は雨だったはずですが、滝の水量は僅かです。

休憩をとったところで、ここからは急な坂道を登るコースとなります。

すごい根っこ。滑らないように注意…!

鎖に頼らないと登れないような場所も増えてきました。

念のため持ってきたヘルメットを被って先に進みます。

整備された階段の登場。

ここまで来たら神社まであと少し…!

10:35、両神神社奥宮に到着です。

ここは狛犬の代わりに狼が鳥居の脇に据えられているのですが…。

か、かわいくない…!

ここまで来れば急な登りも一段落し、山頂に向かって尾根を巻くようにして進みます。

ここまでずっと森林の中でしたが、ようやく視界が開けてきました。

ガスを抜けて来たからか、辺りは雲海に囲まれている様子。

これは頂上からの景色が期待できそう…!

最後の急なルートをロープを頼りに登ります。

最後の鎖場を通過すると…!

登山開始から3時間半後の11:05、日本百名山・両神山の山頂に到着です!

4. 山頂でドローンを飛ばしてみた

山頂は岩の突起となっており、あまり広々としたスペースはありませんが、岩の先端に立つことで360°の展望を得ることができます!

こちらの三角の山は秩父のランドマークである武甲山。以前子供たちと登頂したことがあり、「あの花」や「ここさけ」など秩父を舞台にしたアニメでも印象深い山でした。

武甲山から右に視線を移すと、2017年に登頂した標高2017mの東京都最高峰・雲取山の姿が。

こちらは先週登ったばかりの甲武信ヶ岳と三宝山。

北側には奥秩父主峰からはあまりはっきり望めない、メジャーではないけれど奥深い山々が広がっていました。

さて、今回は日帰り登山ということで荷物も軽かったので、以前購入したMavic Miniというドローンを持って来ました。

このドローン、200g以下のトイドローンですが大型のものと遜色ない機能と安定性があり、今までも何度か山で飛ばしてきているものです。

今回も見事な雲海の中、安全に気をつけながら撮影を行ってきましたのでご覧ください!

いやー、素晴らしい!

バッテリーが数分しか持たないのが難点ですが、これからも色々な山で飛ばしてみたいと思います!

5. 下山の鎖場は要注意!

ドローンの撮影も終わり昼食も摂ったところで下山の途に着くこととします。

山頂出発は12:00、何だかんだで1時間ほど山頂に滞在しましたが、誰一人登って来ず完全に貸切状態でした。

鎖を使って登って来たということは、また下らないといけないということです。

昨日の雨で濡れた岩で滑らないよう注意しながら下山します。

12:25、両神神社奥宮。

13:00、清滝小屋。

13:15、弘法之井戸。

この辺りまで下りてくると先程雲海だった雲の中に入り、辺りは雨となってきました。

川が増水する前に渡渉ポイントは過ぎてしまいたい…!

仁王像?も通過。

七滝沢分岐まで来ると雲の下に出たのか、周囲には再度日が差してきました。

登山口の鳥居を潜ると…

登山開始から6時間半後の14:45、両神山荘の駐車場まで戻って来ることができました。

今回も怪我なく山行終了です。

お疲れ様でした!

6. まとめ

いかがでしたか?

これは下山後、秩父の道の駅から撮影した両神山方面の写真です。

木々や雲に遮られ、麓や山中から両神山の全容を拝むことはできませんでしたが、両神山はギザギザした屏風のような独特な山容をしているとのことです。

Wikipediaより

しかし日向大谷コースならそれほど危険な箇所もなく、一般的な登山客でも無理なく日帰りできる百名山であるように感じました。

帰りは秩父市の隣・横瀬町にある武甲温泉に入浴。

アルカリ度全国トップクラスということでお気に入りの温泉です。

以下は今回の登山ルートです。

僕は今回の両神山で日本百名山登頂、節目の33座目となりました。

北は大雪山から南は天城山まで、20年以上かけてようやく1/3…。

百名山ばかりを目指しているわけではありませんが、果たして死ぬまでに100座登頂することは出来るのでしょうか…?

  

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