10000円で作れる! 持ち運びも可能な簡易ソーラー発電ボックス!

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こんにちは! コロナウイルスの影響で最近、在宅勤務が始まったタクロス(@KTacorss)です。

在宅勤務といっても自宅でできる仕事内容ではないため、自宅に待機して必要があれば呼び出しがあるという形です。

いつ会社から連絡があるかわからず、日中は買い物などの外出もできません。

STAY HOME!と叫ばれて久しいですが、いざ何日も家にいるとだんだんゲームやスマホにも飽きてきますよね。

そこで今回は自宅待機の時間を使って、以前から実現したいと思っていたソーラー自家発電システムをDIYしてみることにしました!

1. 自分で作る! 簡易ソーラー発電システム

僕が今住んでいる戸建住宅は2014年に購入したものですが、太陽光発電や蓄電システムの備わっている家は価格も高く、少しでもローンを減らしたい僕は屋根にソーラーパネルのついていない家を選びました。

しかしその後の台風や豪雨・地震などのニュースで不自由な避難生活を強いられている人々を見て、我が家も有事に備えて太陽光発電システムを導入しようと考えるように。

ところが業者に算出してもらった見積もり金額は軽く新車を購入できるような高額なもので、住宅ローンが何十年も残っている身としてはとても手が出せずにいたのです。

そんな折にTwitterで見かけたのが、当時流行っていた仮想通貨のマイニングをソーラー発電を利用して実現してしまおうという試み。

太陽光で発電した電気でマイニングを行えば寝ているだけで仮想通貨が増える!…という夢のような話でしたが、その後の価格大暴落で、現在は投資に回収が全く追いつかない状態になっております(笑)。

そんなマイニング事情はさておき、世の中にはソーラーパネルと自動車用バッテリーで小型発電システムを作っている方が結構な数いらっしゃるようで。

電気を自給自足してみた!ミニ太陽光発電システムから始める、小さな暮らし
「わたしたち電力」は、これまで“他人ごと”だった「再生可能エネルギー」を、みんなの“じぶんごと”にするプロジェクトです。エネルギーを減らしたりつくったりすること

以前車中泊で数日間旅行したときに、手持ちのモバイルバッテリーの充電が全て空になり途方に暮れた経験があるので、簡易的なものでもソーラー充電システムがあるといざというときに助かるのではないかと前々から思っていたのです。

2. ソーラー発電に必要なものは?

僕は電気工事士の資格を持っているわけでもありませんし工学部出身でもありませんが、簡易的なソーラー発電であれば素人でも簡単にDIYできちゃいます。

必要なものは、以下の通り。

  • ソーラーパネル
  • 自動車用バッテリー
  • 過充電を防止するチャージコントローラー
  • 家庭用コンセントの製品を使えるようにするインバーター
  • ソーラーパネルとバッテリーなどを繋ぐケーブル
  • これらのものを格納するケース

家電製品を接続しないのであればインバーターは必要なく、チャージコントローラーにUSBの差込口が搭載されているものであればスマホなどの充電が可能です。

今回僕が用意したのは以下の製品です。


SAYA 12vバッテリーへ充電用 20W ソーラーパネル1枚 20A 12v/24v コントローラーつき

ソーラーパネルは持ち運びが苦にならない20Wのもので、チャージコントローラーとバッテリーに繋ぐケーブルがセットになったものを選びました。これで4500円。


Panasonic [ パナソニック ] 国産車バッテリー [ SBシリーズ ] N-40B19L

バッテリーはAmazonで2800円で売っていた新品を購入しました。カー用品ショップやガソリンスタンド、ディーラーなどに連絡して廃棄予定のバッテリーを譲ってもらえないか交渉してみましたが、今は譲ってもらえない決まりになっているようです…。


imoli インバーター 修正波 定格600W瞬間最大1200W 車載充電器 车中泊 USB 2口 カーインバーター 防災グッズ DC12VをAC100Vに変換 変圧 変電 カー用品

インバーターは2000円程度のものから1万円を超える製品までありましたが、比較的安価で600Wまで対応するというこちらの商品を選択。3000円。

600Wあれば、冷蔵庫やテレビなどにも対応してくれる…はず!

あとはソーラーパネルとチャージコントローラーを接続するためのケーブル。ホームセンターで1m140円でした。

ケースはホームセンターで購入した580円の衣装ケース。大きさ的にも丁度いい。

以上、合計10000円(+消費税10%)で簡易ソーラー発電キットの準備は整いました!

3. ソーラーパネルキットを組み立ててみた

まずはソーラーパネルに+-を間違わないように赤黒ケーブルを繋ぎます。

これとチャージコントローラーのソーラーパネル接続端子を繋ぎました。

次にチャージコントローラーのバッテリー接続端子にケーブルを接続。

バッテリー側にはセットに付属してきたワニクリップで接続します。

接続するときは+(赤)を繋いでから-(黒)を接続するようにしましょう。

取り外すときは-(黒)を外してから+(赤)を外すようにします。逆の順番で取り付け・取り外しをすると感電してしまう危険があるそうなので要注意!

ここまでの接続に間違いがなければ、チャージコントローラーの液晶に数字が表示されるはずです。

早速太陽光発電も始まっているようで、接続は無事成功しました!

次に家庭用コンセント製品に電源を供給するためのインバーターを接続します。

チャージコントローラーにも接続用の端子がありますが、安定性を考え今回はバッテリーの端子と直に接続しました。ワニクリップが二重になってしまいますが…。

電源を入れるとインバーター内のファンが回転し、通電していることがわかります。

電化製品を接続する時以外はインバーターの電源はOFFにしておいたほうが良さそうですね。

バッテリーとコントローラー・インバーターをケース内に入れ、ソーラーパネルをケースの上に乗せて簡易ソーラー発電キットはほぼ完成です。

しかし今はまだ涼しいのでいいんですが、真夏はベランダで直射日光の中放置されるため、ケース内部は50℃以上の高温になることが予想されます。

長時間高温になったままバッテリーやインバーターを放置するのは危険なので、今回は排熱用のファンを取り付けることにしました。

使ったのは以前秋葉原で安く購入して使わずにいたPCケース用のファン(¥100)。

マザーボード取付用の端子を切り取り、代わりにいらなくなったUSBケーブルの端子をくっつけました。

これをチャージコントローラーのUSB穴に差し込めば、ファンが回りだします。排熱以外にも、視覚的に電源が稼働していることが分かるという効果も。

衣装ケースの側面にドリルで固定し、換気用の穴を開けて排熱ファンの完成!(カッターではうまく穴を開けられず、ドリルで無数の穴を開けることになりました)

試しにチャージコントローラーにタブレットを接続したところ、無事充電されていることを確認しました!

現在はスマホやタブレットの充電が一番現実的な使い方になりそうですね。

仮想通貨のマイニングも考えましたが、夜間の無発電時間をバッテリー電力だけで乗り越えられるかどうかが現実的な問題です。


【ノーブランド品】オートバイ用 DC 12V 防水 シガーライター ソケット プラグ USBポート 電源ポート iPhone 充電

注文してまだ到着していませんが、このようなDCソケットも接続すれば車用のDC電源の製品も接続できるようになるので利用の幅が広がりそうです。

4. まとめ

いかがでしたか?

素人でも最低限の準備でこのような簡易ソーラー発電キットがDIYできることがお分かり頂けたのではないかと思います。

今回購入したのは20Wの小型ソーラーパネルですので発電量に関してはたかが知れていますが、備えあれば憂いなし。

小型のソーラーパネルとケースを用意すれば屋外への持ち運びも簡単ですし、ケースごと車に乗せてしまえばキャンプや旅行先でのスマホやパソコンの充電に一役買ってくれること間違いなし!

災害で長期間の停電が発生した場合でも非常用電源として活躍することが期待されますし、1万円の出費は備えの観点からも決して無駄ではないと思います。

在宅勤務などで家での時間に余裕があるうちに、もしもの時のために準備をしてみてはいかがでしょうか?

  

タクロスは かんいソーラーはつでんボックスの きじを とうこうした!

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