リアルクエスト燕岳 雲海の上を泳ぐイルカを見に行ってきた!

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こんにちは! 今年の山登りはあまり天候に恵まれないことが多い、タクロス(@KTacross)です。

朝夕めっきり冷え込むようになり、秋の訪れを感じさせるこの頃。

例年この時期は紅葉を見ようと遠出するのですが、早すぎたり遅すぎたりしてなかなか一番綺麗なタイミングを捉えることができません。

Photo by BEIZ images

なので今年は紅葉を待つのではなく、迎えに行くことにしました!

高い山に登れば、麓から山頂までのどこかでジャストな紅葉を見られるはず…!?

そんな淡い期待を胸に向かったのは、長野県安曇野市にある北アルプス・燕岳です!

1. 燕岳(つばくろだけ)とは

燕岳 - Wikipedia

燕岳は「つばくろだけ」と読む、標高2763mの日本二百名山です。

長野市と松本市の間、安曇野市の中房温泉から登る合戦尾根コースが人気で、ここから燕岳・大天井岳を通って槍ヶ岳に縦走するコースは例年登山客でかなり混雑するため、北アルプスの表銀座と呼ばれています。

登山口のある中房温泉

中房温泉の登山口まではバスやリフトなどを使わず自家用車で乗り付けられるため余計なお金もかからず、日帰り登山としては最適と判断し、今回の登山となりました。

2. 中房温泉から合戦尾根をひたすら登る

前日夜21時に神奈川の自宅を出て高速道路を使い、中房温泉に到着したのは午前2時。

車内で仮眠をとり、夜が明けた朝6:20から登山を開始しました。

合戦尾根は北アルプスの3大急登と呼ばれているそうで、しょっぱなから急な登りが続きます。

先月の甲斐駒ヶ岳では最初からハイペースで登りすぎ、8合目付近から足が攣ってなかなか先に進めないという痛い目を見ました。

今回もトレーニング不足の中での登山となりますので、一歩一歩慎重に足を進めます。

登山開始から40分後、7:00に最初の目印である1番ベンチに到着しました。

ここには山頂まで唯一の水場がありますが、今は2L以上の水を担いで来ていますので、下りの楽しみにとっておいて先に進みます。

1番ベンチを出発して5分もたたないところで、思いがけない遭遇が…!

登山道の目の前2mくらいのところを、背中に赤ちゃんを乗せた母サルが横切っていきました!

一瞬のことだったため、写真を撮る隙もありませんでしたが…。

周囲は熊笹に囲まれていたのですが、周囲を見渡すと笹の中のあちこちから猿の警戒しているような鳴き声が。

山ではよく動物と出会うものですが、子猿を連れた野生の親子サルを見たのは初めてでした。

そこから更に20分ほど登った7:25、第2ベンチに到着。

ここでは上の合戦小屋まで荷物を運搬するロープウェイのケーブルが見えます。

荷物として乗せて運んでいってほしいと思いながら、続く急坂を進みます。

8:00、第3ベンチ到着。

足が攣ったりはしていませんが、登り始めからずっと急坂だったため、だいぶ息が上がり出してきました。

8:30、富士見ベンチ到着。

周囲は雲に包まれているため富士山は見えそうにありません。

定期的に休憩できるポイントがあるのはありがたいのですが、さすがにここまで殆ど休まずに上ってきたため呼吸が追い付かず、10分ほど休憩してから先に進みました。

そして登山開始から1時間45分後の9:05…

ようやく合戦小屋到着です!

3. 合戦小屋から燕山荘へ

合戦小屋は温かいスープや麺類、夏場はスイカなども販売している憩いの場。

今回は食糧を下から背負ってきたので注文はしませんでしたが、周囲のベンチではカレーうどんなどの美味しそうな香りが漂っていました。

合戦小屋の時点で標高は2350mほどあり、山頂まで残り400mといったところです。

既に雲を抜け、辺りは雲海の上となっています。

遠くに八ヶ岳が見えました!

登り始めは曇り空で天候には期待できなさそうでしたが、案外もっと登ればいい景色が拝めるかもしれないので、先を急ぎましょう。

持ってきたパンを食べ、トイレを済ませて9:25に出発。

森林限界も近付き視界が開けてくると、左手には雄大な稜線が。

大天井岳から常念岳方面へ続く尾根のようです。

9:45、合戦沢の頭に到着。視界が一気に開けます。

尾根の合間に見えるあのトンガリは、間違いなく槍ヶ岳です!

反対側の雲海の向こうには北岳など白峰三山、そして富士山も!

北側に見える急峻な山肌の高山は剱岳でしょうか?

これから目指す燕岳山頂と、燕山荘も見えてきました。

景色が開けるとテンションも上がって疲れが吹き飛びますね!

砂礫の登山道を慎重に登り、10:20に燕山荘に到着しました!

4. 燕山荘から燕岳山頂へ

燕山荘から望む燕岳山頂は、雑誌などでもよく目にする絶景スポットです。

ここから山頂までは、およそ30分。

雲が下にあるうちに、山頂から絶景を眺めたい!…ということで、すぐに山頂に向けて出発しました。

燕山荘から5分ほど山頂に向かって歩くと、特徴的な岩がお出迎えしてくれます。

これはイルカ岩と呼ばれているところ。大小3頭ほどのイルカが砂の中から飛び跳ねてきているように見えます。可愛い…!

そして山頂直下には2つの穴の空いた眼鏡岩。

眼鏡岩の周辺にはライチョウがいました!

ライチョウは夏と冬で羽毛の色が変わるんですが、もうすぐ冬となる今の季節のライチョウは雪のような白い羽毛に生え変わっていました。

今まで高山でライチョウに出会ったことは何度もありますが、白くなったものに出会ったのは今回が初めてでした。

ライチョウに別れを告げ、最後の登りへ差し掛かります。

特徴的な砂礫の登山道を一歩一歩登っていくと…。

登山開始から4時間45分、11:05に標高2763mの燕岳山頂に登頂しました!

5. 山頂は雲海と360°パノラマの絶景!

合戦小屋を越えてからは雲の上を歩いてきた今回の燕岳登山ですが、山頂でも絶景を拝むことができました!

こちらは登って来た燕山荘方面。向こうに大天井岳や穂高岳が見えます。

2年前に登頂した、鋭い山頂の槍ヶ岳もはっきりと見えます。

槍ヶ岳の右側に広がるのは、鷲羽岳や水晶岳(黒岳)という、3000mに迫る裏銀座の百名山たち。日本で最も奥地にあるであろう山々です。

北側には立山連峰。こちらはまだ未踏なので、いつかチャレンジしたい。

立山の東にはこちらも未踏の鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳。

ぐるっと回って南西側には八ヶ岳連峰、去年登った白峰三山、そして富士山。

[Quest Blog]燕岳山頂からの風景

山頂で一回転した動画がこちらになります。

日本の3000m峰のほとんど全てを一挙に眺めることができました!素晴らしい!!

6. 怪我に気をつけて下山

10月も末ということで、ここから見える山々には2週間もしないうちに雪が積もり、長く厳しい冬の始まりとなります。

最後のタイミングで、景色もよく見える中登頂できたことの喜びと、今年はもうやって来ないであろう北アルプスに一抹の寂しさも感じながら、11:35に下山の途につきました。

山頂付近からの紅葉はこんな感じ。

予想していたより紅い葉っぱは見当たりませんでした。楓はあまり高山では生息できないようですね…。

麓のほうまで下ってくると、ぼちぼち紅い葉も混ざった紅葉が見られるようになりました。

こちらは登りの時点ではパスした第1ベンチ付近にある水場。

北アルプスの天然水をたっぷり汲んで下山しました。

登山開始から8時間ほど経過した14:30に、中房温泉まで下山完了。

下山後は駐車場から少し下ったところにある有明荘の温泉(¥700)に入浴しました。

ほんのり硫黄の香りのする広い露天風呂のある温泉で、高低差1400mの疲れをしっかり癒してくれました!

有明荘 | 燕山荘グループオフィシャルサイト

7. まとめ

いかがでしたか?

下山後の燕岳方面

北アルプス愛好家に高い人気を誇る燕岳ですが、今回の登山でその魅力がよく分かりました。

北アルプスの殆ど全ての山と、南アルプスや八ヶ岳連峰・富士山まで同時に見られるロケーションは、他にはなかなか無いのではないでしょうか。

燕山荘付近のテント場

日帰りするも良し、テントを持って燕山荘のキャンプ場に幕営したり、山荘に宿泊して朝日を拝むのも素晴らしい眺めなのではないでしょうか。

登山道は整備されていて適度に休憩ポイントもあり、迷うほうが難しいようなコースでした。

初心者の方でも多少の体力さえあれば、充分日帰りで本格的な北アルプス登山が楽しめます。

今年はもう雪も積もってくる頃ですが、また来年雪が解けたら、厳しい冬を越えたライチョウ達に会いに行ってみるのはいかがでしょうか?

今回のルートと高低グラフは以下の通りです。

  

タクロスは つばくろだけとざんの きじを とうこうした!

1ポイントの けいけんちを かくとく!

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